混沌の神々と眷属
鋏のバゼリガリ
『混沌戦争』の折に特に男の戦士に執着していた鋏を扱う混沌の女神。八大魔将ゴスベリアスの顔にひどい傷をつけた話が有名。現在のところ、この存在が『綾織りのバゼリナ』の異なる相の発露なのか、元となった混沌の女神が存在するのかは謎。さまざまな鋏を武器として扱い、その従者や眷族たちも鋏を用いる。
混沌のシゾルガ
厭らしい真鍮色に輝く身体を持った混沌の眷属にして巨人。バゼリナを頭部の鳥かごのような檻に幽閉しており、その本当の頭部は所持する螺旋状の杖の一端にある。正体は混沌に蝕まれたバゼリナの織機と糸巻き。
混沌の花の神ヴァラリス
尊称は『咲き乱れる妖花の女王』。燃えるようなオレンジ色の瞳と、正気を保つのが困難なほどの複雑な極上の芳香を纏う混沌の花の神。
八百年前は大災厄に等しい暴れようで甚大な被害をもたらした。 しかし、神ゆえの先見性で驚きの提案を持ちかけてくる。かつては広大な妖花咲き乱れる地を呼び出してウロンダリアの多くの戦士たちを取り込もうとしたが、刺し違える覚悟で戦ったロザリエによってウロンダリアから追い出されたという経緯を持つ。ルインに何か頼みごとがあるようでキスをしてくるが……。
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