第五話 工人と古き民
西の櫓、大浴場。
白い幔幕で仕切られた広い風呂で湯につかったルインは、手のひらに小さな黒い火を呼び出して記憶を手繰るように眺めていた。しかし、ぼんやりと思い出されるのは全て激しくも遠い戦いの断片ばかりで、どこまでも分厚く多様なそれから有用な記憶をたどるのは難しかった。まるで自分の過去の全てが空白なく戦いでぎっしり詰め込まれているようなその感覚に、ルインは不吉なものを感じて短くため息をついた。
これほどまでに戦いに満ちていたとしたら、自分は何者なのか?
両腕を広げて黒曜石の浴槽に寄りかかり、ルインは深く呼吸を整えて天井を眺めた。
「今大事なのはおれの過去じゃない。適切な結果を出す事だ……」
ルインはひとりごちて、今の自分に必要なのが魂を焦がすような戦いではないかとぼんやり感じ始めていた。しかし、それは現地で危機的な状況にならないとまず訪れず、望ましい展開とやや距離があると感じてもいた。
脱衣所の重い回転扉が回る音がかすかに聞こえ、ルインは耳を澄ます。
「お兄さん、お風呂に入ってるでしょ? 私はもう入ったけど、もう少し話しておきたい事があるから浴室着を着て来たの」
アゼリアの声に、ルインは自分の場所を伝えた。
「別にここでなくても話は聞くんだがな」
「……ここのほうがいいのよ。覚悟の話だから」
遠慮がちな足音が近づき、白い幔幕が動いて浴室着姿のアゼリアが現れた。白く長い寝間着のような浴室着は透けない布地らしいものの、工人の女性の特徴である、人間よりやや骨太な印象と、特に豊かになりがちとされる胸の部分ははっきりそうと分かる状態だった。ルインは視線をそらし、アゼリアが遠慮がちに湯船に浸かる。
「こんな時間にごめんなさい。目覚めたと思ったら聞きなれない言葉に大変な諍いに対応してもらう事になっちゃって。命の危険だってあるかもしれないのに。でも、『眠り人』が私たちのために動き始めたという情報だけでもとても大きな力になるの。感謝してもしきれないよ」
「そんな事は気にしなくていい。自分の力や記憶を思い出すきっかけになるかもしれないし、アゼリアたちに非は無いように思うからな」
「それはね、たぶんお兄さんだから言える事だよ。『覇王の霊廟』の件も聞いたよ。墓所の封印を解いたり、悪い人に捕らえられていた女の子を助けるために、自分の心臓に剣を突き刺したんでしょ? 普通の人はそんな事できないよ。だから決して私たちも勘違いしちゃいけないんだと思う。それで……」
アゼリアは胸に手を当てて息を整えると、強い意志の籠った目でルインの目を真っ直ぐに見た。
「私たちはお兄さんやみんなを大切な同胞と考えるわ。協力も惜しまない。でも、それだけではだめ。お兄さんが望むなら私の身と心も差し出すよ。ここで、今からでも構わない。女としての自分の価値はよくわからないんだけど、人間たちに悪い評価を受けた事はないから、無価値ではないと思うの」
強い言葉とともに、アゼリアは立ち上がってルインに近づいた。姿の変わった後期の工人は往々にして人よりやや骨太で背が高く、男性は筋肉質で肩幅広く、女性は胸が豊満であることが多いとされている。アゼリアもその例にもれず豊かな体躯をしており、決意と親しみに満ちた笑顔をルインに向けていた。
「その必要はないな。決意は伝わってる。そしてアゼリア、誰かの自由を守るために動くのに、ここでアゼリアを不自由な状態にしたら、おれの中での筋が通らないだろう? 目のやり場に困るから座ってくれ」
ルインの目はずっと静かなままだった。
「でも……」
「そんな事をしなくても十分に乗り気だしな。銃もしつらえてくれると言っていたし、工人の都市がどんなものかも見てみたい。見て、対応してみたいものばかりだ。だからアゼリアの身と心なんて大層なものは受け取り過ぎだと思う。そんな雑に受け取って良いものでもないしな」
アゼリアはしばらくルインの目をのぞき込み、やがてその眼が驚きに変わると息をのんだ。ルインの目は静かなもので、そこに何の意図も見えなかった。
「私は魔族の姫様たちみたいに長生きではないし経験もないけど、お兄さんが稀有な人なのは分かった気がする。お兄さんは私の自由も大切にしようとしてくれているのね」
アゼリアは微笑んでゆっくりと座った。
「そんな大層なものではないな。自分の筋を通させてもらっているだけだ」
感心して思わずため息が出る自分に気付き、アゼリアは笑う。その様子に、ルインも静かに微笑んだ。
──工人の都市国家のうち、特に大きなものを五大工人都市と呼ぶ。このうち、ピステは銃や火薬、火砲の技術が優れており、単発式のブランダーバスは極めて高値で取引されている。しかし、工人たちは薬莢式の非常に高度な銃を内々で用いているとされている。
──ヨン・ブローン著『工人、その銃と火砲』より。
短い話をして立ち去ったアゼリアの気配が、脱衣所からも遠ざかったと感じたルインは、しばらく湯につかって自分の過去に思いを巡らせた。荒唐無稽なほどの戦いの情景が沸き上がり、自分が夢想家なのではないかと少し訝しんだ。やがて、これ以上考えても意味がないと判断し、部屋に戻ろうと脱衣所に入る。
しかし、いつの間にか抑えられた何者かの気配がし、その方向に目をやったルインは一瞬で目をそらした。下は給仕服の黒いスカートでも、上はほぼ裸の女の後ろ姿が目に入っていた。明るい蜂蜜色の長い髪と、淡い光を放つような肌の白さが妙に目立つその様子は、どこか人間離れした美しさに感じられている。
──人ではない種族なのですぐに分かると思います。
チェルシーの言葉が思い出された。
「ルイン殿がいるのを分かってここに来ていたのは私です。お気遣いなく。胸は隠れていますし私はもともと、あなたの眠り女。こちらを見ていただけませんか?」
柔らかな風のように透き通った声だった。
「下着姿じゃないのか?」
「お気遣いなく、と言いましたよ」
声に親しみの気配があり、ルインはそっと顔を向ける。白い布の胸当てを付けてはいるものの、上半身は肌を晒しており、その右目は蜂蜜色の長い髪で隠れている。緑の宝石そのものといった輝く深緑の目は親し気な笑みをたたえていた。しかし、何より特徴的なのは尖った長い耳だった。ルインの記憶に、この容姿の人々についてのものが蘇る。
「君は確か……『古き光の民』、アールンと呼ばれる人々じゃないか?」
「なかなか大したものですね。普く諸世界において、神々が私たちに与えた呼び名を用いられるのは好感度が高いです。それに」
女は給仕用の白い髪留めを外し、あらためてルインに向き直った。
「私のこの姿を見ても、人に有りがちな劣情も欲望もない。心の精霊に濁りがありませんね。……まあ、私は他の子たちより少し深くあなたの心の世界に触れていたので、ほぼ確信はあったのですが」
古き光の民の女は柔らかに微笑んだ。
「それより、ルイン殿の方が私より露出が多いので、風邪などひかれたら良くないですから服を着られては? もちろん、もう少し身体を見せていただいても構いませんよ? 寝ている姿は知っていますが、そんな方が目覚めてこうしてお話しできるのは不思議な気持ちですしね」
ルインは自分が腰に布一枚を巻いているに過ぎない状態だったことを思い出し、一言詫びて自分の着替えの置き場に引っこむと、急いで下着を着た。
「見せたくない部分のお着替えが終わったら、もうこちらに来ていただいて構いません。……ところで、私の名前はご存知ですか?」
ルインの記憶の中に、淡い光に満ちたどこかでこの古き光の民の女が名乗る様子が蘇ってきた。
「確か……エレ……セ……なんだっけ?」
がたりと籠か何かが動く慌てた音がし、古き民の女がルインに小走りで寄る。
「すいません! そちらは私の真の名のほうです! それは思い出しても胸のうちに仕舞っていてください。今の私の事はセレッサとお呼びください。世を忍ぶ仮の名前なのです。真の名は悪しき者たちに聞かれたら困ったことになりますから!」
「分かった。今後は気を付けるよ、セレッサでいいんだな?」
「ご面倒をおかけしますが、よろしくお願いいたします」
微笑むセレッサはしかし、その場を離れずにルインの着替えが見える位置の椅子に座った。
「眺めていても?」
「特に断る理由はないが、なぜそんな事を?」
「私の真の名をご存知なら、私の事情も伝わっているかもしれません。私はルイン殿にほぼ嫁いでるような覚悟でここに来ているのですよ。そうまでしないと自分の身を守れない立場だったのです。でも、ご存知の通り種族が異なりますから、よく見ておきたいという事情があります。私たちの種族の男性とは少し違いますからね」
「おれはそんな事を求めないけどな」
「知っています。アゼリアさんにも空白と自由を与えていたでしょう? そして、きっと私にもそうする方です。でも、それに甘える考えは全くないのです。そこにわずかでも甘えたら、私の人生は簡単に惨たらしい運命に囚われるでしょうから」
ルインは素早く着替えた。黒いズボンとシャツ姿になる。セレッサの言葉とともに、おそらく眠りの彼方で得た記憶や思いがよみがえってきた。何らかの妄執に囚われたのか、人とは異なる文化の美しい衣装を着た古き光の民の男が、怒りに濁った眼で罵声らしきものを浴びせている。おそらくそれはセレッサの記憶だった。
「君は確かやんごとない血筋で、兄か誰かに売り飛ばされかけたんじゃなかったか?」
「はい。ここの南方の深い森に隠れ住む、もう滅ぶしかないであろう氏族の……本来なら王族です。兄はどうしても再起を図りたくて、私を人間の大財閥の老醜に売り、南方新王国に小さな国を買う考えでした。私は売られかけ、そして逃げてきたのです」
ルインの記憶の中に、心が圧し潰されるようなセレッサの緊張や絶望、危機がいくつも蘇ってきた。
「そうだったな。思い出した」
ルインは上着を着るには暑いと感じてシャツの腕をまくる。
「肌を隠さずにこうしてあなたを見ているのも、これが今の私にとても大切な関係だからです。本来なら私は今頃きっと酷いことになっていたでしょうから」
気丈に微笑むセレッサ。しかし、緑の宝石のようなセレッサの目には隠しようのない暗い影が差している。光を放つようなその肌は無防備で、肩があまりに小さく見えていた。
ルインは何か言葉をかけるか一瞬考えたのち、まだ着るには暑い上着を手に取ると、それをセレッサの肩にかけた。
「ルイン殿?」
「今夜はまだ寒い。それに、そんな価値ある肌をそう晒すものではないな」
セレッサの目が大きく見開かれ、その澄んだ緑のきらめきが明るいものになった。
「明日からのピステへの旅と対応、私も同道します。きっと役に立ってみせますよ!」
「ありがとう。でも無理はしないでくれ」
「気を付けます! まだ何も代価をお支払いしてませんしね。そうそう、これからお風呂ですがルイン殿も来ます? さっそく少しお支払いしても良いのですが」
それが冗談なのか本気なのか、あるいは軽口なのか、セレッサはよくわからないことを言って微笑む。
「おれはもう部屋に戻るよ」
「ルイン殿はそういう方ですもんね。明日以降、お時間のある時に私たちについてお話させていただいても良いですか? 私たちはとても厳しい立場に追いやられており、ルイン殿にも迷惑がかかるかもしれませんから」
「可能な限り対応はするが、ぜひ聞かせてほしい。状況が分かれば間違った選択を減らせるだろうし」
立ち去るルインの背中を無言の微笑みで見送るセレッサのその眼から、既に暗さがだいぶ消えていた。
「魔族の姫様や、他の眠り女たちの言う事は本当でしたね。今のウロンダリアにはほとんどいない種類の人ですよ、ルイン殿は」
──一番最初にそれを言ったのは私でしょ?
小さな鈴が鳴るような可愛らしい声とともに、セレッサの髪から淡い光の球が現れ、その肩に透けた蝶の羽を持つ少女の姿で座る。
「そうでしたね、ルウリ。あなたの言葉を聞いて本当に良かった」
小さな花の精はにっこりと笑い、セレッサと共にルインが姿を消した方向を眺める。
──あれくらい怖い人でないと、あなたの運命を変えられないもの。
その後のウロンダリアと古き民たちの歴史に大変に大きな刻印を刻む出来事の始まり、その出会いはとてもささやかな信頼からだった。
──『真珠のアールン族』は、人工的な手段で容姿を変えられた愛玩用の種族だ。男女ともに美しいが、女性は胸や尻が大きく造りかえられており、弓を引くことができない。彼女たちは特に高額で取引されている。
──ノーラン・フィゲン著『悪習辞典』より。
部屋に戻ったルインにほぼ同時に振り向いたのは、チェルシーとラヴナだった。特に、ラヴナは振り向いてそれがルインだと分かるや、その笑顔が暖炉の熱の様にルインの腕や肌を通り抜けて温かみとして伝わり、胸のあたりがじんわりと熱くなった。ルインは人ならざるその強い魅力に思わず気を引き締める。
「やっぱり早く帰って来たわね、ってルイン様、今身構えたでしょう?」
ラヴナのヘイゼルの瞳は楽し気な笑みを浮かべている。しかし、ルインにその真意は掴みかねていた。
「癖みたいだ。すまない」
「あたしたち女なる魔族メティアの魅力は実際に力を持つから、慣れていないうちはしょうがないわ。でも基本的に害意ではなく自然でありたいだけだし、ルイン様は何かと大丈夫そうだからあたしも気が楽、という話よ」
「……とかなんとか言って知らない間にじわじわと魅力を浸透させて変な関係になろうとか考えている場合もあるので、全面的に信用しては駄目ですからね? 女の人は信用し過ぎては駄目ですよ」
銀のはたきを持ったまま得意げに腕を組んで語るチェルシーに、ラヴナは口を尖らせた。
「チェルシー、あなたも『女の人』でしょうよ、何言ってるの? 自分だけは大丈夫とでも言うつもり?」
「そりゃあもちろん、私は大丈夫ですよ!」
「ルイン様、こういう女こそ信用しちゃいけないのよ?」
ラヴナはやれやれと言った感じでため息を漏らした。
「言いましたね?」
二人は『男性にとって信用できる女・信用できない女』という話題で、ルインの知らない伝説や歴史、寓話や論文などを出して盛んに議論をはじめ、話に置いて行かれたルインは部屋の奥へと向かい、机の上の本を何冊か入れ替えることにした。
「お館様」
視界が一瞬遠ざかりそうなほどの心震わす美声に、ルインは本を持つ手に力を込め直し、声のほう、北側の大窓に向かう。
「呼んだか?」
黒曜石に精密な金象嵌で何らかの物語をしつらえた長椅子に、人の姿をした器物にして古代の覇王の秘宝、腕輪の姉妹フリネとレティスが仲良く座って微笑んでいる。
「記憶をたどりたいご様子ですが、少しお力添えできるかもしれませんよ。……ねぇ、レティス」
褐色の肌に蛇のように縦に割れた黄金の瞳を持つこの姉妹は、イシリア様式と呼ばれる深い切れ込みで良く足の見えるドレスを着ており、姉のフリネは黒地に黄金の刺繍のあるもの、妹のレティスは白地に銀の刺繍のあるそれを優雅に着こなしている。フリネは穏やかな微笑みを浮かべてルインを見上げていた。
「レティス?」
妹からの返事がなく、フリネは少し圧の効いた声音でそっぽを向いている妹を呼んだ。
「何でしょうか、姉さま」
腰まで届く黒髪のフリネとは対照的に、肩までのふんわりした髪のレティスは、ルインなど視界にいないかのように返事を返す。
「お館様の記憶をたどる手伝いができるかもしれない、と言ったのよ。どうして聞こえないふりをするの?」
「私はこの人を私たちの所有者だなんて認めてないからです! 姉さまの事は問答無用で破壊しようとしましたし、私たちの事なんてどうせ、世に災いをもたらす禍々しい器物くらいにしか思ってないんですよ。そもですよ? 私たちを取り合って戦争が起きるくらいなのに、ここまで無欲なのがおかしいんですよ。運を引き寄せる偉大な力を除いても、声も見た目も美しい私たち姉妹をもしも生身に戻したら、どれほどの黄金の夜を送れるかさえ……」
くどくどと恨み言を言い続けるレティスの話を、フリネはただただ可愛らしい妹を見守るようににこやかに聞いており、全く動じないその様子にルインはふとおかしみを感じた。すかさず、レティスの厳しい目がルインに向く。
「ほらまた、私が相手にされていないのがおかしくてたまらないのでしょう?」
「どうしてそう面倒な話し方を」
「聞きましたか姉さま、今私の事を『面倒』って言いましたよ!」
フリネが穏やかに咎めても、レティスの怒った眉の形は収まりそうになかった。
「落ち着いたらまた声をかけてくれ」
立ち去りかけたルインに、しかし素早くかけられた声はレティスのものだった。
「手伝わないとは言っていません」
「なんと?」
ルインは話の繋がらなさに思わず聞き直した。
「あなたの記憶をたどるお手伝いをします。姉さまと共にしっかりとね」
「あんなに恨み言を言っていたのに?」
「少し気が晴れました。そして、私はあくまでもあなたの所有物ですからね。務めは果たしますよ」
「色々と気に入らないのだろうが、助かるよ。ありがとう」
「お礼なんていりません。私は器物ですし、あなたの所有物ですから」
レティスはまたそっぽを向いてしまった。
「まだ浴場でのことを根に持っているんですよ。でも、この通り根は良くて忠実な子ですからね?」
「分かっているつもりだ」
「つもりですって」
レティスは遠回しにルインを挑発し、ルインは思わず笑みを浮かべる。
「レティス、そろそろやめましょう? まだ昔のことを忘れたままなの?」
「昔ですか?」
「そう。遠い遠い、まだ私たちがあの黄金溢れるラーナ・ハーリに居た頃の事よ」
フリネの言う事はレティスにも思い当たらない様子だった。しかし、やがてレティスは驚きの声を上げたのち、ルインの姿をまじまじと見る。
「姉さま? いえ、そんな事が……?」
しかし、フリネはレティスに答えず、ルインに向き直った。
「お館様が何かを思い出せるような、私たちの受けついでいる昔話をいたしますね」
この日の夜はまだまだ終わりそうになかった。
──黄金と美酒溢れるラーナ・ハーリ、偉大なる物語の地よ。天空にあり財貨を雨の如く降らすその万宝の神殿は既にない。かつて偉大なりしその地は、二柱の神の諍いにより、遂には破壊しつくされしものなり。
──砂漠王ラーハン著『砂塵に拾う』より。

改稿版初稿2025.04.08 初期版初稿2021.2.10
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