過去のウル・インテス
双子の世界樹の精霊、ロムニスヤとレムニスヤ
『二つの世界樹の都テア・ユグラ・リーア』の双子の世界樹の精霊。ロムニスヤは男性で、レムニスヤは女性。世界樹の精霊の力はとても強大で、ウロンダリアの戦士たちに分霊を付けたり、時を超える膨大な力が必要とされる術式を発動させるなど、小規模な神に等しい力を示す。世界樹の精霊たちは様々な姿を取れるが、多くの場合は古き光の民に近い姿を取る。しかし、乳房や授乳という概念がないため、上半身で男女の違いを見分けるのは難しい。
ウルセリエン・ルフライラ
『二つの世界樹の都』テア・ユグラ・リーアにおける代表者の一人。高齢の光の古き民の女性で、セレッサことエレセルシスとは遠い同族にあたる。セレッサに孫娘の遺品を託し、自分の人生の全てに意味があった事を悟った。
闇の母神ハドナ
かつてウル・インテスにおいて無限に等しく魔物たちを生み出し、やがて英雄オーランドと船の女神ミゼステによって赤い月シンに運ばれた闇の存在。溶岩のように熱くひび割れた身体を持ち、多くの魔物をいつまでも生み続けたと伝わっている。その起源は不明。
船と航海の女神ミゼステ
かつては水の豊富だったウル・インテスにおいて、主神に等しいほど信仰され、力のあった女神。闇の母神ハドナを星の海を航海してウル・インテスから赤い月に運んだが、溢れる闇を己の領域に閉じ込めんとして次第に闇に呑まれ、恐ろしい闇の相を持つに至った。
三章では大災厄を起こす。以下、彼女の闇の相。彼女の本体はマストの基部に縛り付けられた、魔女のミイラのような恐ろしい姿(※この画像からは見えない)。
月光の英雄オーランド
ウル・インテスの半神の英雄。三種族の技術と思いを結集した絶剣『月光』を揮い、闇の母神ハドナとその眷属の魔物たちを討伐し続け、遂には赤い月へと追いやった。遠い昔に女神ミゼステからかけられた言葉を大切にし、戦い続け、遂には闇に落ちたミゼステを救い、ウル・インテス復活の日を夢見て共に生き続ける事となった。
半神として避け得ぬ『人の心の闇』さえ己の力としてルインと対峙するその戦いは必見。
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